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【社会保険】基礎年金番号を使うタイミング
サイトへお越しいただきありがとうございます。
秋葉原の社会保険労務士 鈴木翔太郎と申します。
健康保険・厚生年金に加入する社員を採用するときは、資格取得の手続きをします。
資格取得の手続きは、以前までは基礎年金番号の記載が必要でした。
マイナンバーの普及により基礎年金番号の扱いが変わってきています。
【社会保険】基礎年金番号を使うタイミング
マイナンバーが普及する前は、入社手続きの定番として基礎年金番号の確認をしていました。
ところが、現在はマイナンバーが一般に使われるようになっています。
会社の手続きで基礎年金番号は、どのような時に使うのでしょうか。
資格取得等はマイナンバーで手続きできるため基礎年金番号の使用は限定的です。
現在、資格取得届はマイナンバーで手続きできるようになっています。
実際の様式を引用します。
なお、資格取得届にはマイナンバーを記載することで住所の記入を省略できるメリットがあります。
マイナンバーを記載しない(できない)特別な事情がない限りは、マイナンバーを記入するケースが多いかと思います。
そのほかの会社の手続きも、基礎年金番号でなければならないというものはとても少なく、使用するタイミングはとても限定的になっています。
基礎年金番号が必要な手続きは何がありますか?
外国人さんを雇用した時に提出するローマ字氏名届は、基礎年金番号の記入が必要になります。
ただし、マイナンバーと基礎年金番号が結びついていれば、ローマ字氏名届の提出自体が不要であるため、やはり使用は限定的となっています。
基礎年金番号の会社への提出は、不要?
このように、会社の手続きで基礎年金番号を使うタイミングはとても少なくなっています。
入社時の確認で基礎年金番号を収集しても使うことがない可能性もあることからも、基礎年金番号の提出は不要としても、特に問題はないと考えられます。
一部のケースで使用する可能性があるので、その時に確認するという運用でも良いかと思います。
年金手帳は廃止!基礎年金番号の確認方法は?
基礎年金番号を使うことになったとき、番号がわからないということもあるかもしれません。
以前は、年金番号の確認と言えば年金手帳でしたが、年金手帳は令和3年度に廃止されています。
現在は、基礎年金番号通知書を発行することにより番号を確認しています。
➡ 日本年金機構 基礎年金番号通知書や年金手帳を紛失またはき損したとき
年金手帳の再発行はできず、基礎年金番号通知書を発行することになります。
なお、現在持っている年金手帳は引き続き使えます。
まとめ ~社会保険のお手続きは、社労士へ~
いかがでしたでしょうか。
基礎年金番号を使うタイミングについてご紹介いたしました。
各種お手続きの際、ぜひご参考ください。
その他、社会保険のお手続きは社会保険労務士へご相談ください。
お手続きを代行させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
秋葉原の社会保険労務士(社労士)事務所です。社会保険・労働保険の事務手続き代行を中心に活動しています。日々の事務手続きや起業時の各種お手続きなどお困りの際はぜひご相談ください。秋葉原を中心に御徒町・岩本町エリア等で社労士をお探しの企業様、お気軽にお声かけください。