結婚した後の基礎年金番号・雇用保険番号の扱い

サイトへお越しいただきありがとうございます。

秋葉原の社会保険労務士 鈴木翔太郎と申します。

年金や雇用保険の記録管理には、基礎年金番号や雇用保険被保険者番号が使われています。

結婚をして氏名が変わると、各番号が変わることはあるのでしょうか。

結婚した後の基礎年金番号・雇用保険番号の扱いについてご紹介いたします。

結婚した後の基礎年金番号・雇用保険番号の扱い

結婚をすると社内的にいろいろな手続きが発生するかと思います。

場合によっては、名字が変わることもありますが、名前の変更があると基礎年金番号・雇用保険番号が変更されることはあるのでしょうか。

結婚をして名前が変わっても基礎年金番号・雇用保険番号は変わりません。

基礎年金番号・雇用保険番号は、一部の例外を除き基本的にずっと同じ番号を使うことになります。

結婚で氏名が変わることがあっても番号は同じです。

そうなると、旧姓のまま記録が管理されてしまうのでしょうか。

紐づいている氏名を変更

結婚により氏名が変わったときは、番号を変えるのではなく、番号に紐づいている氏名を変更することになります。

しかし、現在は氏名変更の手続きをすることは、かなり限定的になっています。

基礎年金番号(厚生年金)の氏名は、マイナンバーの紐づけがされていれば自動で変更されます。

そのため、多くの場合で氏名変更は不要となっています。

雇用保険は、現在氏名変更単独の手続きはありません。

資格喪失の手続きなどと一緒に氏名を変更することになります。

氏名変更については、以前解説させていただいたことがありますので、併せてご参考ください。

まとめ ~社会保険のお手続きは社労士へ~

いかがでしたでしょうか。

結婚した後の基礎年金番号・雇用保険番号の扱いについてご紹介いたしました。

結婚した後の基礎年金番号・雇用保険番号は?
  • 結婚をして名前が変わっても基礎年金番号・雇用保険番号は変わりません。
  • 基礎年金番号・雇用保険番号は、一部例外を除き基本的にずっと同じ番号を使います。
  • 番号に紐づいている氏名を変更することになりますが、氏名変更手続きは限定的です。

社員が結婚した時など、ぜひご参考ください。

その他、社会保険や雇用保険に関するご相談は、社会保険労務士へお任せください。

各種お手続きを代行させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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