【ハローワークで手続き】介護休業給付金、手続きの流れと提出書類
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秋葉原の社会保険労務士 鈴木翔太郎と申します。
介護休業を取得すると、雇用保険から介護休業給付金が受給できます。(要件があります)
介護休業給付金支給申請書をハローワークへ提出することで手続きができます。
今回は、介護休業給付金の手続きの流れをご紹介します。
【ハローワークで手続き】介護休業給付金、手続きの流れ
介護休業給付金手続きの大まかな流れは以下の通りです。
- 対象の労働者が介護休業を取得
- 休業が終了
- 休業期間の介護休業給付金申請書等を作成
- ハローワークへ提出(基本は会社が提出しますが労働者本人も提出可能です。)
- ハローワークで要件などの審査
- 支給決定、入金(または不支給決定)
この流れのように、介護休業給付金は休んでいた期間についてあとから申請することになります。
休む予定の期間を前もって申請ができません。
申請期限は、休業が終了した翌日から起算した2ヵ月後の末日となります。
言葉で書くとややこしいので、具体例で書かせていただきますと…
例えば、7月10日に介護休業が終わった場合は、9月30日が期限となります。
介護休業給付金の提出書類。
ここからは、給付金申請の手続書類をご紹介します。
介護休業給付金の手続きの提出書類は、以下の通りです。
- 介護休業給付金支給申請書
- 休業開始時賃金月額証明書
これらの書類を作成します。
提出先は事業所(会社)を管轄するハローワークです。
両方をセットで提出するのが一般的ですが、「介護休業給付金支給申請書」で受給資格確認だけをすることも可能です。
ここでは一緒に提出するという想定とさせていただきます。
支給申請書はインターネットからダウンロードができます。
休業開始時賃金月額証明書は、ダウンロードができないのでハローワークから取り寄せる必要があります。
窓口で受け取ることもでき、郵送でも取り寄せられます。
添付書類も必要です。
介護休業給付金は、添付書類が多いので要注意です。
添付書類は以下の通りです。
- 賃金台帳
- 出勤簿
→賃金台帳と出勤簿は、賃金月額証明書に記載した期間と、休業中の期間を併せて添付します。 - 介護対象家族の氏名・性別・生年月日 ・労働者との続柄がわかる書類。
→公的な書類が必要となります。住民票、戸籍謄本の写しなどを添付します。 - 労働者本人が会社へ提出した介護休業申出書
- 振込口座の通帳のコピー
→通帳のコピーは、電子申請の場合は不要となっています。
住民票、戸籍謄本の写しなどは、労働者本人に取り寄せてもらう必要があり早めの説明が大切です。
ハローワークによっては、雇用契約書・労働者名簿が必要なることもあるそうです。
また、「常時介護を必要とする状態に関する判断基準」という申立書を添付することもあります。
介護状態を申告する様式となります。
詳細はハローワークへご確認をお願いいたします。
まとめ~介護休業給付金のお手続きは、社労士へ~
いかがでしたでしょうか。
介護休業給付金のお手続きの流れと、必要書類を中心にご紹介いたしました。
介護休業を取得する社員さんがいましたら、ご参考ください。
その他、雇用保険に関するご相談は社会保険労務士へお任せください。
秋葉原の社労士 鈴木翔太郎事務所は、各種事務手続きに対応しております。
介護休業給付金申請も会社様に代わって手続きをさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
秋葉原の社会保険労務士(社労士)事務所です。社会保険・労働保険の事務手続き代行を中心に活動しています。日々の事務手続きや起業時の各種お手続きなどお困りの際はぜひご相談ください。秋葉原を中心に御徒町・岩本町エリア等で社労士をお探しの企業様、お気軽にお声かけください。