【前納】国民年金を、お得に納付する方法!【口座振替・クレジット】

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秋葉原の社会保険労務士 鈴木翔太郎と申します。


フリーランス・個人事業主さんは、国民年金の保険料を納付します。

毎月保険料を納付するのが基本的な方法です。

保険料は年度ごとに決まり、毎月定額を納付することになります。

この保険料を安くする納付方法がいくつかあります。

今回は、国民年金保険料をお得に納付する方法をご紹介します。

【前納】国民年金を、お得に納付する方法!【口座振替・クレジット】

国民年金保険料は、年度ごとに金額が決まり毎月納付していくのが基本的な納付方法です。(令和4年度は月額16,590円) 

国民年金には、保険料を前もって納付すると割引がされる制度があります。

前もって納付、なので前納と呼ばれています。

前納は専用の納付書のほか、口座振替やクレジットカードでの納付で行うことができます。

前納で納付できる期間は最大で2年分です。

1年払いや、6ヵ月払いも選択できます。

ただし、割引額は期間が長いほど増えます。

いくらくらい安くなりますか?

割引額は年率4%で複利計算した額です。

6カ月分を前納すると約1,000円前後の割引、1年度分前納すると約3,000円の割引がされます。

2年分の前納をすると、約1万5000円安くなることになりとてもお得です。

割引額は、現金納付よりも口座振替の前納の方が高くなります。

より安く納付したいという方は、口座振替がお勧めです。

ただし、前もって口座振替の手続きをする必要があります。

詳細は、ホームページをご参考ください。

➡ 日本年金機構 国民年金保険料の「2年前納」制度

【50円お得】毎月納付でも!口座振替の早割

先ほどご紹介の前納は、「あらかじめまとめ払い」が条件となっていました。

一気に大きなお金を納付することに抵抗がある方もいるかもしれません。

そんなときは、口座振替の早割という方法ですと、毎月50円保険料を安くすることができます。

通常、国民年金保険料は翌月末が納付期限となっています。

例えば8月分の保険料は、9月末が期限です。

これを8月の保険料を8月に納付するようにするのが、早割です。

1ヵ月早くなりますが50円お得になります。

年間では600円と考えると、悪くない方法だと思います。

よろしければ、ご検討ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

国民年金のお得な納付方法についてご紹介しました。

  • 国民年金には、前納という納付制度があります。
  • 前もって6か月、1年、2年をまとめて納付すると保険料が割り引かれます。
  • 口座振替の早割を使うと、毎月の納付でも50円やすくできます。

税金と同じような存在である国民年金保険料を安くできるのは、ありがたい制度だと思います。

ご参考いただけますと、幸いです。

なお、国民年金保険料は過去分をまとめて納付しても割引はありません。

ご注意ください。

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